アダルトチルドレンとの結婚生活
アダルトチルドレン(AC)との結婚生活は、アダルトチルドレンである本人だけではなくて、一般的な家庭に育った人にとっても、難しい問題を抱えています。
何をもって「一般的な家庭」と断じるのかはなかなか難しい問題ですが、ここでは両親がアルコール中毒だったとか、子どもを虐待する親がいたとか、そういう機能が不全な家庭ではない家庭の事を指していると思って下さって差し支えありません。
上記のとおり、アダルトチルドレンは、機能が不全な家庭の中で育ったために、成人しても心に傷を負ったままです。
その傷を癒す為に、無意識のうちに親の代わりになるものを求めています。
そのため、アダルトチルドレン本人だけではなくて、その配偶者までその問題に巻き込む事になるのです。
アダルトチルドレンと結婚・男性の場合
アダルトチルドレンの男性の中には、結婚しても女性遍歴を繰り返す人が見られます。
何故ならば、アダルトチルドレンの男性は、無意識のうちに「自分を愛してくれる母親」を求めているからです。
もっとはっきり言えば、母親のように、自分の全てを無条件に愛して、甘えさせてくれる存在を求めているのです。
甘えさせてくれる女性と結婚しても、「この女性は自分を無条件に愛してくれない」と感じると、また新たな女性を探して浮気をする、という事を繰り返すのです。
10年以上前の話で大変恐縮ですが、「日本一醜い親への手紙
(メディアワークス発行・主婦の友社発売)」のあとがきの中で、今一生(こんいっしょう)さんが、「今回の(「醜い親への手紙」への男性からの)応募は2割程度しかいなかった。
自分の心の傷を自覚していない男は多い(だから女性は気をつけよう)」と書いていらっしゃいます。
今一生さんの忠告は頭の隅に入れておいて損はありません。
よく、「私はあなたの母親じゃないのよ」という言い回しがありますけれど、それがもろに、アダルトチルドレンの男性との結婚生活に出てしまうのです。
アダルトチルドレンと結婚・女性の場合
私は前章でアダルトチルドレンの男性の女性遍歴について書いてきましたが、アダルトチルドレンの女性の場合は、その、「頼られている」という関係が愛されていると勘違いして、恋愛依存症になってしまいがちだという傾向が見られます。
そんなアダルトチルドレンの女性が、無意識のうちに母親を求めているアダルトチルドレンの男性と結婚すると、その結婚生活は泥沼に陥りやすいという図式が成り立ってしまうのです。
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