DVとアダルトチルドレン
DVとも呼ばれる家庭内暴力により、子供が成人したときにアダルトチルドレンになってしまうということが多くなってきています。
アダルトチルドレンは子供のときに負った傷を抱えたまま成人になることにより生じる、心の動きや行動に特徴が出ることを指す言葉です。
このアダルトチルドレンになってしまう原因の子供の頃の家庭内の問題というものはいくつも種類があるのですが、その中でも現在、特に多く問題になっているのがDV、家庭内暴力でのアダルトチルドレンの誕生です。
特に日本では、DVの被害に受けている家庭の数が年々増加しています。
たとえこのときに子供が直接暴力の被害にあっていなくとも、このときの心の傷によって相手に暴力を振るわれるのではないか、相手に見捨てられてしまうのではないかという不安にとらわれて過ごさなければならなくなる、いわゆる生き辛さを抱えたまま人生を歩まなければならなくなってしまいます。
その結果、生活に悪い影響が及んだり、人間関係を崩壊させてしまう結果になるのです。
DVによるアダルトチルドレンの連鎖
DV、家庭内暴力によるアダルトチルドレンの誕生が問題になっているのはお話した通りですが、家庭内暴力が行われる家庭で育った子供は、その心の傷を抱えたまま育つことにより、相手が親しい人でも暴力を振るわれるのではないか、相手に見放されてしまうのではないかと不安になって過ごすことになります。
もしこのようなDVによるアダルトチルドレンが成人して家庭を持った場合には、その子もDVを起こす可能性があるという問題があります。
これは、相手に見放されるのではないかという不安から、結婚相手を暴力によって支配しようとする行動です。
アダルトチルドレンの状態の方の家庭で離婚率が高いのはこのことにも一因があります。
また、このようにアダルトチルドレンの人によるDVがあった場合、その家庭に子供がいたら、その子が成人を迎えた場合にまたDVによるアダルトチルドレンとなってしまう可能性もあるのです。
このように、DV、家庭内暴力はアダルトチルドレンを誕生させてしまう連鎖となっているのです。
家庭内暴力(DV)は家庭内での出来事であるがゆえに、近所の人間が「おかしい」と感じてもなかなか警察や児童相談所に通報しにくいというのが難点です。
仮に通報されて家庭内に調査が入ったとしても、どこまでが「しつけ」でどこからが暴力なのかを見極めることも難しく、さらに指導をされたとしても自分の非をみとめ、「心をいれかえる」といわれてしまうと信じてしまうのも現状です。
仕方なく指導や注意だけしか出来なかった場合は、家庭内暴力(DV)が続いてしまう事が多いので最近では問題視されています。
もしこのようなご家庭を知っているとしたら、迷わず警察に連絡してください。
誰が連絡したか?は隠されますし、もしかしたらたった1本の電話が1つの命を救う結果になるかもしれません。
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