アダルトチルドレンと結婚生活、そして離婚
普通は離婚した時には、「自分の結婚生活の何処が間違っていたのか」を考えるものですが、アダルトチルドレン(AC)の人が離婚に至った場合は、結婚生活よりも、むしろ自分が育った家庭環境を考えた方が良いと判断される場合があります。
わかりやすい事例としては、アダルトチルドレンを作り出した機能不全家庭にいるのが嫌で、結婚を早めた結果、離婚に至るケースです。
この場合も、「早く結婚したのが悪かった」で終わらせがちなのでが、そうではありません。
機能不全家庭にいるのが嫌だから結婚したといっても、「その人と結婚したい」と思うのですから、何かしら、相手にひかれるものがあったはずなのです。
その他にも、相手の自分への執着心を愛情と勘違いして結婚したという事や、自分の親とは違う人と結婚したはずなのに、結局は同じような人と結婚していたと気付く事もあります。
このように、アダルトチルドレンと呼ばれる人たちにとって、結婚・離婚にも、親の影響が色濃く残っているのです。
それだけ、家庭の問題というのは根深いのだという事です。
子どもに嫉妬する夫・アダルトチルドレンと離婚との関係
何年か前に、ある番組の中で、「子どもに嫉妬する夫と離婚出来ますか?」という内容の相談がありました。
その番組の中ではその夫がアダルトチルドレンだという話は出て来ませんでしたが、私はその夫がアダルトチルドレンである可能性は高いと思いました。
信じられないとお思いかもしれませんけれど、アダルトチルドレンの男性には子どもに嫉妬する人もいるのです。
アダルトチルドレンの男性は、妻に母親代わりを求めるのです。
母親のように、自分を一番愛してくれる事を望むのです。
だから、妻が子どもに愛情を向けるのが許せないのです。
そしてそのようなアダルトチルドレンの夫について行けなくなって、離婚を言い渡す妻がいる一方、「そんな人でも見捨てられない」と言って、共依存になる妻がいるのです。
そして、そのような家庭の中で育った子どもが、アダルトチルドレンになるという、世代の連鎖が出来上がるのです。
その世代の連鎖は断ち切らなければなりません。
子どもは両親の離婚を望まない?・アダルトチルドレンの場合
「子どもは自分の両親の離婚を望まないもの」と決めつけず、中には親の離婚を望む子どももいるのだという事をまず、覚えておいてください。
例えば、アルコール依存症の父親が、毎晩酒に酔って母親や自分を殴るような家庭にいたいと思うでしょうか?
「そんな家庭にいたくない」と思うのが普通ではないでしょうか?
アダルトチルドレンと呼ばれる人たちはみな、家庭の問題で苦しんで来た人たちなのです。
その、家庭の問題で苦しんで来たアダルトチルドレンの人が、両親の離婚を望んでも良い場合もあるのではないでしょうか?
離婚と言えばあまり良いイメージはありませんけれど、「離婚=やってはいけない事」と決めつけないで、自分の子どもをアダルトチルドレンにしないためにも、中には離婚した方が良い家庭もあるのだという事を頭の隅に入れておいた方が良いかもしれません。
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